~ 水洗い前の状態を見てみましょう ~
この様な汚れが付いた黒色ボディの状態です。
|
|
|
|
|
|
|
|
こんなに汚れが付いているのに
バケツ1杯の水だけを使った洗い方をすると
車が黒色なので必ず傷が入るなんて思っていませんか?
ところが
トンデモ発奮 ・・ 歩いて五分ってちょいと古いでんな (笑)
失礼いたしやした。
この様な状態は私 大原から見るといつものことですよ。
こんな状態くらいで傷が入るようじゃ
展示車仕上げの依頼なんて無いことでしょう。
ましてこのお店とは25年以上のお付き合いですから
言うまでもなくお察しの通りです。
|
~ 保護膜について ~
この仕上げ日は 「2024年8月10日の展示車仕上げ」 と最初に上で表示しています。
その前日かもう一日前かに東京近辺はドシャ降りの雨だったとの事です。
その時にタイミング悪く積載車に積んで整備工場との往復時に雨に見舞われたとの事で
資料写真に見るように汚れた状態になったわけです。
このお店への入庫前に高値になるように前オーナーか業者かは聞いて無いので分かりませんが
一応手入れを施しての入庫となった訳で保護膜がある状態でした。
それはバケツ1杯の手洗い洗車時に水滴の浮き方、水滴をタオルで吸い取る時の質感で
判るので保護膜がある状態と上の文章で言い表しています。
前置きはこのくらいにして ・・ ここからが肝心の保護膜についてのことですよ!
ピッチレスコートの保護膜ならドシャ降りの雨なら資料写真に見るような汚れ方にはなりません。
汚れたとしても、もっと少ない汚れの付き方になります。
どちらかと言えばドシャ降りの雨の方が汚れが雨と一緒に流れ落ちるのでここまでの汚れは付いていませんよ。
同じ保護膜でも違いに差が有るという事です。
雨の後の汚れ方の状態をご自分の愛車で実感してみて下さいね。
ピッチレスコートの保護膜効果を!
|
|
それではバケツ1杯の水洗い洗車を始めましょう。
タオルが手の平サイズになっているのが判りますね。
このサイズで仕上げを行うのが基本ですよ。
その理由は一番扱いやすいサイズになるからです。
水洗いで水滴を浮かべるのも
水滴を吸い取るのもこのサイズで仕上げます。
そしてバケツを見ると入っている水の量が判りますね。
このバケツは6リットルサイズなので
水の量は大体4リットルくらいだと思います。
この水の量で車一台楽々手洗い洗車が出来ます。 |
|
先ずは水を含ませたタオルを滑らせて保護膜質感と水滴の浮き具合をチェックします。
保護膜がシッカリしているとタオルが不思議なくらいに滑るので力不要の滑らせ方ができます。
水を含んだタオルが滑るくらいの押さえ方で進めるだけです。
そして水滴の浮き具合を見ます。
タオルを滑らせると同時に水滴が直ぐに浮く状態なら保護膜がシッカリあるということです。
この様な水滴なら水切りをして絞ったタオルを触れさせるだけで水滴を簡単に吸い取れます。
この両方の効果が洗車傷や擦り傷にならない水洗いになります。
ピッチレスコートの保護膜は弾力性があるので 「滑る ・ 吸い取る」 という両方の効果を叶えてくれます。
|
|
水洗いをした右側部分の汚れが無くなりました。
汚れは水滴に混ざっているので水切りをして絞ったタオルで吸い取ったわけです。
ちなみにこの車にも保護膜は有りましたがピッチレスコートの保護膜とは違うので
タオルを超ゆっくりと滑らせて水滴取りをしました。
|
|
角度を変えて見るとこの様に仕上がりました。
どんなケミカル用品を使ったとしても保護膜があれば
見てのようなバケツ1杯の水を使った手洗い洗車ができます。
ただし細かな線傷の入る度合いがどうなるかですね?
それも同じボディである塗装に繰り返すことで如何に美観維持出来るかという事になります。
こればかりは保護膜によりけりです。
|
|
手前側半分が水洗いで仕上がった状態です。
未仕上げの左側と見比べると違いがよく判りますね。
洗剤を使わない真水だけの洗車方法で汚れを取り除けるという事です。
後はピッチレスコートでボディケアをするだけです。
この車のピッチレスコート仕上げに関しては 「ざっくばらん / 履歴5」 でご覧下さい。
展示車仕上げ時の出来事に出ています。
|
|