2022年 4月25日     PORSCHE Boxster


ピッチレスコート


ポルシェ・ボクスターで見て学ぶカーボディケア参考例

ピッチレスコートで愛車の輝きを万全キープ



ピッチレスコートには、厚塗り仕上げ ・ 薄塗り仕上げと極端に言えば二通りの仕上げ方がありますが
今回のボクスターは綺麗な状態のボディだったので薄塗り仕上げで手掛けています。

塗装色がころっと変わるくらいに水垢まみれだったり、くすんだ状態になっている場合の
水垢落としや傷消し仕上げには厚塗り仕上げになります。

巷でよく見かける渦巻状になった洗車傷や線状の磨き傷などを目立たなくするのも
ピッチレスコートでの厚塗り仕上げになります。


薄塗り仕上げでも線傷の状態に選っては目立たなくなります。
一部分を薄塗り仕上げで試して見てイマイチと思いきや厚塗り仕上げに切り替えて手掛けましょう。

薄塗り仕上げで線傷が消えたように目立たなくなればそのまま継続すると良いでしょう。
では仕上げて行きましょう。

 

ポルシェ・ボクスターで見て学ぶカーボディのお手入れ ピッチレスコートでボディを仕上げる前に
必ず先にP8コートP113で仕上げを行います。

一つ例に上げるならタイヤ ・ ホイールですね。
というのはP8コートを吹き付ける仕上げをすると
必ずボディに飛び散って付着します。

ピッチレスコートでその飛び散ったP8コート
取り除くわけですがP113も同じく塗装部分に
付着する事が多いのでボディ仕上げの時に除去します。

このボクスターはきれいなボディだったので変わり栄えの変化を伝えられない状態です。
敢えて伝えられる汚れがステップ部分にあったのでそれを汚れ落としの参考としてご覧いただきます。

左の写真と右の写真は同じなのですが少し離れて見ると汚れが無いように見えますね。
ところが近づいて見ると右の資料写真で見る状態です。

ではここの汚れをピッチレスコートで取り除いて行きましょう。

ポルシェ・ボクスターで見て学ぶカーボディの簡単ケア ポルシェ・ボクスターで見て学ぶボディの汚れ落とし


見てのスポンジはピッチレスコートに付属しているピンク色の角スポンジです。

ピンク色が仕上げを重ねる事で黒んでいますが
これがまた何と言っても使い勝手が良い頃合いのスポンジになるから驚きでしょ (笑)

これは、ここまでになったスポンジを使った人しか理解できない事でしょうが
この状態にまでなったスポンジをまだ未体験の人は是非この黒ずんだ状態のスポンジを試してみて下さい。

薄塗り仕上げで保護膜ケアするのに抜群ですからね!

スポンジの未使用面 使っているスポンジ面 ピッチレスコートを一付け
ポルシェ・ボクスターで見て学ぶボディの汚れ簡単除去 ポルシェ・ボクスターで見て学ぶボディケアに便利なコツ ポルシェ・ボクスターで見るボディケア用品の使い方


ピッチレスコートをスポンジに一付けしながら塗り伸ばすと軽く付いている汚れなら即取り除けます。
軽く撫ぜる程度で落ちない汚れの場合は少しスポンジで擦ると取り除けますよ。

黄色いポルシェ・ボクスターで見るお手入れ方法 ピッチレスコートの厚塗りでも、薄塗りでも
最初に軽くスポンジで撫ぜ伸ばすと即効で保護膜が出来ます。
この保護膜が擦り傷が入る防止効果を発揮してくれます。

保護膜が出来るとゴシゴシ擦っても塗装に傷などが入ったり
光沢が失われて塗装色が色褪せることが無い仕上げが
できますが、これはスポンジを押さえ気味に
仕上げる人に対して有効性があるという意味ですよ。

そこまでゴシゴシする必要は無く
美観ケアが出来るのがピッチレスコートの薄塗り仕上げです。

黒色ソリッドの塗装にはゴシゴシは控えましょう。
目で見て判らないくらいの細かな線傷が入る恐れが有ると
仮定してのアドバイスです。


見てのような狭い幅のステップですがスポンジを同じ方向へと 「横撫ぜ」 だけで仕上げるよりも
「円や縦」 を交えて色々な方向から撫ぜると汚れが早く取り除けますよ。

「 縦 ・ 横 ・ 円 」 を交えたスポンジ仕上げが
色ムラ防止になり、整った保護膜形成になり、汚れを早く取り除ける仕上げのコツになります。

なのでこのホームページの参考資料では皆さんがウンザリするくらいに 「 縦 ・ 横 ・ 円 」 と伝えております。
聞き飽きたとしても何度も伝えていると必ず脳裏に記憶されますからね 。

良い仕上げをして欲しいので敢えてウンザリするくらいに呪文のように伝えている次第です (笑)

黄色いポルシェ・ボクスターで見る美観ケアの方法 黄色いポルシェ・ボクスターで見るお手入れのコツ


見てのスポンジが汚れ落としにここまでの効果を発揮してくれるんですから役立つスポンジですよ。
今はまだ片面しか使用していませんがそろそろ未使用面を使い出します。

スポンジは両面使えるのでかなり長く仕上げに活用できます。

黄色いポルシェ・ボクスターで見るクリーティング・ケア 黄色いポルシェ・ボクスターで見るピッチレスコート・ケア


外側の汚れを取り終わりドアを開けるとみての状態です。

上の文章と同じく少し離れた所から見ると汚れがさほど付いて無いように見えますが
近くで見ると右の資料写真で見える状態です。

ではこの部分の汚れをパパっと取り除きましょう。

黄色いポルシェ・ボクスターで見る車のお手入れ方法 黄色いポルシェ・ボクスターで見るお手入れ参考例


上の資料写真ではピッチレスコートをスポンジに一付けしました。
それで外側の汚れを取り除きましたね。

そのままのスポンジを使って撫ぜて見て、それで汚れが落ちるならそのまま続けます。
ちょっと取り除き難いなと感じれば更に一付けスポンジにピッチレスコート足して仕上げて行きましょう。

この繰り返しですから水垢落としや色褪せを蘇らせる仕上げのようにピッチレスコートを多く使うことは有りませんよ。
資料写真にあるこの程度の汚れ落としには一付け仕上げで進めて行けますからね。

ピッチレスコートをスポンジに足さないので簡単に落ちない汚れ
そして右の資料写真で見る段になった部分などには押さえ気味にしてスポンジで擦り取り除きましょう。

黄色いポルシェ・ボクスターで見るお手入れ方法とコツ 黄色いポルシェ・ボクスターで見る塗装の汚れ落とし


資料写真が白っぽくなっていますがフラッシュ光によるものです。
見てのような汚れは簡単に取り除けますよ。

黄色いポルシェ・ボクスターで見る塗装の汚れ除去 黄色いポルシェ・ボクスターで見る役立つ汚れ落とし


早く汚れを取り除くにはピッチレスコートを一付け足すことです。
ピッチレスコートを付け足すスポンジは同じ部分ではなく少し離したところにする事で
スポンジの広い部分にピッチレスコートが染み込んで行きます。

ピッチレスコートが染み込んだスポンジもまた使い勝手が良いスポンジになります。
エンブレムの縁などにササっと滑らせるだけで保護膜ケア、並びに保護膜補充仕上げが出来ますからね。

色々な使い道を試してみましょう ・・ 手掛け仕上げのコツが豊富に蓄積出来ますよ。

黄色いポルシェ・ボクスターで見る簡単汚れ落とし 黄色いポルシェ・ボクスターで見るケア方法の参考例


右の資料写真で見える黒い消しゴムのようなカスは汚れが残っているのではなく
スポンジに取り込まれた汚れがピッチレスコートと固まりスポンジから落ちた状態のものです。

今回の仕上げでは手に軍手をつけずに素手で行っています。
軍手を付けるのはこの様な汚れがスポンジに付いたのを取り除く為のクリーニングが出来るからです。

色々な車種を仕上げている資料写真の中には軍手をつけてスポンジの両面を使っているものがあります。
スポンジ面を交代しながら使うと取り込んだ汚れを今度は軍手が取り込みますよ。

そうすることでスポンジを長く使えると共に汚れたカスが
右で見る資料写真のようになるのを軽減することになるので皆さんは軍手を着用下さいね。
手の平にも指にも汚れ防止になりますからね。

黄色いポルシェ・ボクスターで見るケアのコツ参考例 黄色いポルシェ・ボクスターで見るカーボディケアのコツ

黄色いポルシェ・ボクスターで見るカーボディケア方法 仕上げに使ったスポンジ面は下になります。
ここに汚れが取り込まれていますよ。

ある程度の仕上げをすると今度は仕上げに使う
スポンジ面を変えて使います。

その仕上げ中に軍手が勝手に
スポンジから汚れ除去のクリーニングをしてくれていますよ。
スポンジ使いの参考までにお伝えしました。

~ 見てのようなスポンジが薄塗り仕上げに効果を発揮するから面白いですよ ~

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