2003年 5月15日     Dino 246gt


ピッチレスコート


車のワックス掛けで簡単にできるムラにならない方法

区分別け仕上げの参考例

色ムラにならない為の小面積仕上げの方法とコツ

 

~ 区分別け仕上げは色ムラ防止に役立つ方法 ~

文章で区分別けと伝えたところで、一体どれくらいの範囲なのか又は面積なのか解らないですよね。
そこで養生テープを貼って目安としてお伝えします。

わざわざ同じようにテープを貼る必要は無いので大方の範囲という目安にして下さいね。
見てのような面積で区分別けをします。

車のワックス掛けで簡単にできるムラを出さない方法 車のワックス掛けでムラを出さない簡単なコツ教えます
車のワックス掛けでムラを出さない為の簡単なコツ 見ての様にこれくらいの範囲がお勧めです。

広い範囲だと雑な仕上げ方になる場合があります。
というのは仕上げる面積が広いとスポンジ撫ぜにムラがでます。

力が加わった部分や抜き過ぎた部分が生じるということです。
スポンジ撫ぜは均等になるようにしましょう。

範囲が小さすぎると今度は煩わしさが先立ちます。
細々とした仕上げも雑になりがちですかね。

縦 ・ 横 30センチくらいの範囲で区分けするのが
一番安定した仕上げ方になると思いますので目安として下さい。

~ 見本を一つ作る ~

色ムラにならない為の仕上げのコツです。

区分別けした一つを先ず仕上げて見本を作ります。
仕上がると一歩 ・ 二歩後ろへ下がって少し離れた所から 「左右 ・ 正面」 と三方向から見て仕上がった状態を確認しましょう。

満足できる仕上がりになれば順を追って仕上げを進めて行きましょう。
見本を作るのは一番端の区分け箇所が良いですよ。

そして仕上がった部分を見本にして隣の区分け部分を仕上げて行きます。
一つ見本が有る事で同じように色合いを整えて行けば良いだけですから楽で便利な仕上げ方になります。


~ くすみと勘違い ~

時々ある話を一つ!
どうしてもくすみが取れなくて残るんです ・・ と仕上げのアドバイスを受けることがあります。

私 大原としても 「えっ?」 てなもんです。
ところがよく探って行くと原因が判明します ・・ 今じゃ驚くことなく原因は同じもんですからね。

下手な施工業者の仕上げ損じによるものです。

クリアー塗装の磨き損じ、コーティング施工をした時の液剤の圧着損じが原因です。
これは塗装表面やコーティング膜表面に付着している
くすみでは無く下地の問題ですからピッチレスコートでも取り除けません。

同じ境遇の皆さんへの参考までにお伝えしました。


車のワックス掛けでムラにならない簡単ケアのコツ フェンダーの一部分で変化を見てみましょう。

ちょうどライトの映り込みが線になって見えている部分を
仕上げてみました。

仕上げの過程は有りませんが、
もちろん 「 縦 ・ 横 ・ 円 」 を交えた
スポンジ撫ぜで仕上げていますよ。

なるべく変化が判るように下に続く拡大写真でご覧下さい。
車のワックス掛けでムラにならない簡単ケアのノウハウ

マーカーレンズが見えているのでボンネットからヘッドライトの間というのがわかりますね。
上にある養生テープを貼った正面撮りの資料写真を見てもらえればどの部分なのかが判りますよ。

この狭い部分を仕上げています。
では下の写真では少し離れて見てみる事にしましょう。


車のワックス掛けでムラを出さないノウハウ満載の資料

此方の資料写真の方がくすみを取り除いた状態が判りやすいと思います。
このような色艶になりました。

ちなみにピッチレスコートはボディの塗装だけでは無くヘッドライトやテールライト、メッキパーツ類
それにレンズ類などの仕上げにも使えるので保護膜ケアをして美観状態をキープしましょう。


車のケアでムラにならない防止策教えます

ピッチレスコート膜をスポンジ戻しで取り除くと仕上がり状態が確認できます。
上の資料写真がスポンジ戻しをした状態です。

タオルで拭き取らないと仕上がり状態が判らないという一般的なワックス掛けとは違って
仕上がり状態がタオル拭き前に判るスポンジ戻しは愛車ケアに重宝する手入れ方法になります。

多用して楽な愛車ケアを行いましょう。


車のケアでムラにならない防止策学べます

仕上がりました。

洗車方法はバケツ杯の水とタオルだけを使った手洗い洗車です。

そしてピッチレスコートをスポンジ塗りしてから浮いた余剰膜をスポンジ戻しで取り除きます。
仕上がり状態を確認してから最後に軽くササっとタオル拭きをして終了です。


車のケアでムラにならない為のお手入れ方法とコツ

保護膜もバッチリ出来ています。

この保護膜がまた何と言ってもマッタリ質感なのでついついタオル拭きを長くしてしまいます。
手の平に伝わって来る感触が気持ち良くてもタオル拭きは少なめにしましょう。

保護膜を厚みに残すようにして汚れ付着防止効果を長く保ちましょう。
タオル拭きは程々に (笑)

~ ピッチレスコート拭き取りタオルについて ~

車のお手入れでムラにならない為の簡単ケア方法 車のお手入れでムラにならない為の簡単ケアのコツ WAXでムラにならない便利に役立つお手入れ方法
WAXでムラにならない便利なお手入れ方法とコツ 拭き取りタオルは手の平サイズにして
裏返しをしながら使うと八面使えます。

タオルの厚み過ぎは保護膜を均等に
形成出来ないのと質感チェックに欠けます。

、山形拭きは隙間が
出来るので仕上げに不向きですから
ムラ防止に不向きです。
WAXでムラにならない便利なコツが満載の参考例

WAXでムラを出さない為のノウハウ満載の参考資料 ~ タオル拭きにフル活用の手の平部分 ~

手の平と指にタオル拭きで使う範囲が
解りやすいように目安になる印を表示しています。

見てのような部分を使って
色々な箇所のタオル拭きに役立てて下さい。

手の甲側を使ってタオル拭きをする人は
いない事でしょうから
手の平側の参考例だけになります。
旧車で見て学べる色ムラにならない愛車ケアのコツ 手の平に表示した
赤 ・ 黒ライン全ての範囲を使ったタオル拭きです。

ちょうどこの辺りは曲線になっている箇所ですが
「 縦 ・ 横 ・ 円 」 を使って仕上げます。

見てのような箇所でも一度はタオルを裏返して
両面使ったタオル拭きで仕上げます。

その理由はピッチレスコートの余剰膜をできるだけ
取りこぼさない仕上げ方になるからです。

ボンネットなどの広い面積をタオル拭きする場合は
頻繁にタオルを裏返して拭きましょう。
旧車で学べる色ムラにならない為の愛車ケア方法 モール箇所は三本の指先を使って仕上げます。
角などの隅は爪先を使ったタオル拭きでもOKです。

仮にモールの角や隙間に固まったワックスなどが
残っている場合に親指先を使っても取り除けない時は
歯ブラシを使うと便利ですよ。

でもピッチレスコート仕上げの時に
スポンジに付いたピッチレスコート効果でワックスの
固まりは簡単に取り除けますよ。

 溶けたように無くなりますからね。
それでも残るワックスの固まりは歯ブラシを活用しましょう。
色ムラ防止になる車のックス掛けのコツと方法 フェラーリ・ディノ246で学ぶ色ムラ防止のWAX掛け

ちょうど手の平が見える部分は
滑らかになって少し膨らんだ曲線状になっています。

このような仕上げ範囲が狭い箇所は
手の平に表示した赤いラインの範囲を使って仕上げます。

狭い範囲のこのような箇所でも
「 縦 ・ 横 ・ 円 」 を交えたタオル拭き仕上げですよ。

フェラーリ・ディノ246で学ぶ色ムラ防止になるコツ 広い面積の仕上げには
手の平全面を使ったタオル拭きです。

親指の指紋あたりも含めたタオル拭きになります。

同じ方向からのタオル拭きでは無く
広い面積を仕上げるので色々な角度からの
タオル拭きを取り入れましょう。


~ タオルを十二面使い ~

タオルをよ~く見て下さい。
片面が長くなって手の平サイズから逸脱していますね。

ようはタオルの真ん中部分を使って仕上げています。

タオルを手の平サイズにして八面使いをすると
どうしても端や真ん中部分を持て余すことになるので
使うならとことん使いこなしましょう。

この様にタオルを少しずらして真ん中部分を使うと
裏表を含めて四面を余分に活用する事ができます。

タオルの十二面使いを多用しましょう。

~ タオルの厚みについて ~

手の平サイズにして使う理由は
程良いクッション効果ある仕上げ方になるからです。
擦り傷防止、保護膜均等形成、質感チェックなど。
フェラーリ・ディノ246で学ぶ色ムラ防止になる便利技
フェラーリ・ディノ246で学ぶ色ムラ防止の仕上げ方 幅が狭い箇所の仕上げにも
「 縦 ・ 横 ・ 円 」 を描いたタオル拭きを施します。

理由は保護膜表面をフラットにして整える為です。
汚れ付着防止効果がアップします。

黒い線で囲んだ部分を上手く使いこなして下さい。
資料写真は 「縦拭き」 しているところです。
フェラーリ・ディノ246で学ぶ色ムラ防止になるノウハウ フェラーリ・ディノ246で学ぶ色ムラ防止ノウハウ資料
旧車ディノ246で習得する色ムラにならない塗装ケア 仕上げ箇所は段差になっています。

このような部分の仕上げには
第一関節からの指先を折り曲げて拭きながら
第二関節から指元を使って塗装面を仕上げています。

仕上げの参考にして下さい。
旧車ディノ246で知る色ムラにならないボディ仕上げ 旧車ディノ246で知る色ムラにならない車のボディケア

付属の小さいスポンジは狭い箇所や隙間の仕上げに役立つサイズです。
大きなスポンジと小さなスポンジを要所に応じて使い分けなが愛車ケアのお役立て下さい。

現在はピンク色のスポンジになっています。

旧車ディノ246でマスターする色ムラ防止の塗装ケア 旧車ディノ246でマスターする色ムラ防止のノウハウ

~ 仕上げの参考になりましたでしょうか ~

所々の仕上げに取り入れて楽な手入れで愛車の美観ケアと美観維持で遊んで下さい。
遊べる仕上げ方なので長く手入れとして継続できるのがクリーティング ・ ケアです。

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